■■◇  楽学の会メールマガジン <第27号> '12.11.01
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│3.11東北地方太平洋沖地震により被災された方々に、心よりお見舞い│
│を申し上げます。                         │
│被災地の一日も早い復旧・復興をお祈りいたします。         │
└─────────────────────────────────┘
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こんにちは。楽学メルマ管理人のまさおです。
気象庁の3か月予報によると今年の冬の気温は、前半11月から1月まではや
や暖かいそうです。寒さに弱い私はほっとしていますが、地球温暖化が気に掛
かります。

このメールは、読者の皆さんが楽しく、皆さんの役に立つことをモットーに発
行しています。

この楽学メルマは、転送等自由です。ぜひ、お友達やお知り合いに講座情報等
を転送してください。その際、新規読者募集中と記載頂くと大変うれしいです。
おかげさまで、昨年11月末にこの楽学メルマの読者が3桁の100人を越え
ました。今年(平成24年)中に200人に延ばせたら・・・と楽しみにして
います。今後とも、ご支援頂き度,よろしくお願い致します。

なお、申し込んだのに楽学メルマが送られて来ない方が数名おられるかと思い
ます。申込書に記載されたメールアドレスが違っていて、送達不能になってい
ます。お知り合いの方にそのような方がおられましたら、事務局までご連絡頂
くか、ご自分で訂正頂くよう教えて頂けると大変ありがたく、思います。


−−−−−−−−−−−−−−− 目  次 −−−−−−−−−−−−−−

◆イベント・行事 あだち区民大学塾の講座開催案内

 ・武家の政治と文化  〜文化財から探るその実像〜
   平成24年12月1日(土)、2日(日)、8日(土)
            いずれも 14:00〜16:00

 ・貝塚から知る文明の曙  〜縄文のタイムカプセル〜
   平成24年12月6日(木)、13日(木)、20日(木)
            いずれも 10:00〜12:00

◆平成24年度 第3ステージあだち区民大学塾講座
   「大正ロマンの画家・竹久夢二」 開催報告

◆平成24年度 生涯学習センター受託講座
   「子どもの心と身(からだ)の信号を見分ける子育て」 開催報告

◆楽学メルマ管理人のつぶやき

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■□■□■□■□■   あだち区民大学塾開催案内  ■□■□■□■□■

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☆★☆★         武家の政治と文化          ★☆★☆
★☆★☆       〜文化財から探るその実験〜       ☆★☆★
☆★☆★    +++++++++++++++++++    ★☆★☆

現代に残された文化財から平安末期〜鎌倉・室町・江戸の各時代に活躍した著名
な武士を題材に、彼らが目指した政治と文化の姿にアプローチします。
  http://gakugaku.main.jp/lect/tirasi/1212buke.pdf

  日 時:平成24年12月1日(土)、2日(日)、8日(土)
              いずれも 14:00〜16:00

       第1日目:競合する畿内・西国と東国・奥州
             〜清盛VS頼朝VS秀衡〜

       第2日目:「日本国王」の誕生
             〜幕府政治の展開と室町殿の美術コレクション〜

       第3日目:将軍権力の確立
             〜徳川家の権威と文化〜


  場 所:足立区生涯学習センター 5階

  人 数:30名(応募多数の場合抽選)

  受講料:1,500円(初日に会場でお支払いください)

  講 師:高梨真行氏 文化庁文化財部美術学芸課文化財調査官
         (足立区在住)

  申込方法:往復はがきに、住所・氏名(フリガナ)・電話番号と「武家の政
       治と文化」と明記し下記へ郵送して下さい(連名可)

  申込・問合せ先:〒120−0034 足立区千住5−13−5
           足立区生涯学習センター内 あだち区民大学塾事務局
           電話 03-5813-3759(平日午後1時〜5時)

  申込締切:11月21日(水) 必着


★☆★☆    ++++++++++++++++++    ☆★☆★
☆★☆★        貝塚から知る文明の曙        ☆★☆★
★☆★☆       〜縄文のタイムカプセル〜       ★☆★☆
☆★☆★    ++++++++++++++++++    ☆★☆★

日本人の源流である縄文人は豊富な木の実、魚、貝を食べ豊かな生活をしていま
した。縄文人の暮らしを知る「貝塚」は縄文のタイムカプセルです。

大森貝塚を発掘したエドワード・モース博士の生涯と我々の身近な貝塚から縄文
人の文明の曙を探ります。

又日本の考古学発祥の地「大森貝塚」を現地学習します。
  http://gakugaku.main.jp/lect/tirasi/1212kodai.pdf

  日 時:平成24年12月 6日(木)、13日(木)
                 いずれも 10:00〜12:00
              20日(木)
                 10:00(現地大森駅 集合)

      第1日目:「エドワード・モースの大森貝塚発見」
            〜縄文の扉を開け、日本の考古学が発祥〜

      第2日目:「身近に知る貝塚、縄文人の暮らしを知る」
            〜関東地方の縄文時代の様子〜

      第3日目:現地学習 〜大森貝塚遺跡庭園と品川歴史館を探索〜

  場 所:第1、2回 足立区生涯学習センター 5階
      第3回   現地学習 大森駅 集合

  人 数:30名(応募多数の場合抽選)

  受講料:2,000円(全3回分、初日に会場でお支払いください)
       +別途入館料100円と現地への交通費は各自負担

  講 師:増田 光明氏
       歴史研究家、足立史跡巡りの会会長、綾瀬新撰組研究会会長

  申込方法:往復はがきに、住所・氏名(フリガナ)・電話番号と「貝塚から
       知る文明の曙」と明記し下記へ郵送して下さい(連名可)

  申込・問合せ先:〒120−0034 足立区千住5−13−5
           足立区生涯学習センター内 あだち区民大学塾事務局
           電話 03-5813-3759(平日午後1時〜5時)

  申込締切:平成24年11月22日(木) 必着

■□■□  平成24年度 第3ステージあだち区民大学塾講座   ■□■□
□■□■   「大正ロマンの画家・竹久夢二」 開催報告     □■□■

10月19日、26日の2回講座で、講師に竹久夢二美術館学芸員石川桂子氏を
迎え、1日目は研修室3で29名参加により講座が行われた。2日目は竹久夢二
美術館においてギャラリートークによる現地学習が行われた。

講座では竹久夢二の生涯を年譜によりに整理された資料に基づきスライドを交え
て的確、かつ簡潔に解りやすい講義が行われ、あらためて恋多き夢二の人生とそ
の作品に反映されている様子が伺えた。

今年は丁度、「大正元年」から100年目にあたり、大正ロマンを象徴する画家
竹久夢二はこの大正期を中心に活躍した。

現地学習では夢二美術館においてギャラリイートークで講座が行われた。夢二美
術館では、その頃の大正13〜15年にスポットをあてた企画展が開催されてい
る(12月24日まで)。夢二美術館においてギャラリイーで、作品や写真など
に取り囲まれながら、「婦人グラフ」を中心に展開された夢二のモダンなグラ
フィックアートなど、この時期に作成された作品について紹介された。あらため
てギャラリートークの良さを実感した。
                              (佐久間實)


■□■□  平成24年度 生涯学習センター受託講座       ■□■□
□■□■ 「子どもの心と身の信号を見分ける子育て」 開催報告  □■□■

10月5日に第1回「食をめぐる子育て」外山紀子氏(津田塾大学教授)、9日
に第2回「今からでも遅くない!よりよい脳育てのためのコツとは」成田奈緒子
氏(文教大学教授)、17日に第3回「子どもの心の育ちを支える親子のかかわ
り」井戸ゆかり氏(東京都市大学教授)を開催した。

受講者は延べ60名と少なかったが、その分講師と受講者が身近に真剣に子育て
に取組む姿が印象的であった。最近は核家族化しており、以前は身近にあった祖
父母の知恵が生かせなくなくなっている。それだけに、子育てに悩むお母さん方
の助けになれば幸いです。結びとして、一口メモに寄せられた感想を紹介します。

・「共食」「孤食」について考えさせられた。あまり食について細かく考えるこ
 とがなかったので参考になりました。
・早寝、早起き、朝ごはんがどんなに大事か良く分かりました。今日から実施し
 たいと思います。
・現在4歳の娘の子育てをしています。親バカになりがちですが、見守りながら
 のびのび子育てをしていきたいと思います。
・自分にも子どもにも、もっとゆとりを持って、よい部分を認めて褒め上手にな
 りたいと思いました。
                              (齋藤龍男)


■□■□■□■    楽学メルマ管理人のつぶやき   ■□■□■□■

厚生労働省によると11月11日は介護の日とされています。「いい日、いい日」
にかけたものだそうです。同省は最近、認知症対策につての数々の施策を公表し
ました。

今年6月18日には、『今後の認知症施策の方向性について』という報告が公表
されました。
  http://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/dementia/houkousei.html


この報告のポイントは、以下です。
1.「認知症になっても本人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよ
い環境で暮らし続けることができる社会」の実現を目指す。

2.この実現のため、新たな視点に立脚した施策の導入を積極的に進めることに
より、標準的な認知症ケアパス(状態に応じた適切なサービス提供の流れ)を構
築することを、基本目標とする。

しかし、この報告で実現を目指すにしても、まだまだ実態とはかけ離れています。

そこで、9月5日には、『認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)』が公表
され、実際に社会環境の整備に着手することになりました。また、来年度予算の
概算要求として提出したとのことです。
  http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=13092

このオレンジプランについて、10月25日付け日本経済新聞新聞WEB刊に
『認知症ケアは在宅中心に国の5カ年計画、来年度から 訪問治療で入院抑制』
という解説記事が掲載されました。
  http://www.nikkei.com/article/DGXDZO47649010U2A021C1NNSP01/

その記事によると『早期診断を担う医療機関を増やしたり、発症初期の高齢者宅
を訪問する専門家チームを作ったりするのがプランの柱。先行的な取り組みの現
状と実現に向けた課題をまとめた。』と厚生労働省の認知症施策の5カ年計画
(オレンジプラン)を国民の視点から判り易く紹介しています。

私は、歳を取り、癌も怖いのですが、認知症がもっとも掛かりたくない病と感じ
ています。癌は早期発見、初期段階での治療で治る病になりつつあります。しか
し、認知症は10人に1人が罹るとも言われていますが、有効な予防法はまだ確
立してはいないようです。もし、罹っても初期に適切な介護を受けることができ、
人としての尊厳を保って、あまり周囲に過重な負担を掛けずに生活できればどん
なに救われるでしょうか。

国が支援に乗り出したことで、ゆっくりとではありますが、前向きに進みだすこ
とを期待したいと思います。


●次号配信は、平成24年12月初めの予定です

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発行者:NPO法人 あだち学習支援ボランティア 楽学の会

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