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│楽│学│の│会├┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬┤第│222│号│
└─┴─┴─┴┬┘│メ│ー│ル│マ│ガ│ジ│ン│└┬┴─-┴─┘
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楽学の会ホームページ https://gakugaku.main.jp/
楽学の会メールマガジン2025年8月号をお届けします。
あだち区民大学塾の2025年9月講座の開催案内と
2025年7月講座の開催報告です。
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あだち区民大学塾講座 開催案内(2025年9月開催)
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★★★★ 生誕100年 三島由紀夫の生涯と文学散歩
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1925年の誕生から2025年は生誕100年となるにあたって、改めて
鬼才「三島由紀夫」の45年の人生と、その文学はなんだったのかを
探り、三島が綿密に取材して残した畢生(ひっせい)の大作
『豊饒の海』(全4巻)の舞台を訪ねます。
講座開催案内チラシ:
https://gakugaku.main.jp/lect/tirasi/250906-mishima_yukio.pdf
講 師 大沢 正明氏
江戸文化歴史検定一級
奈良まほろばソムリエ検定ソムリエ級
京都・観光文化検定試験一級
(足立区在住)
開催日時 9月6日・13日・20日・27日 毎回土曜日 午後2時~4時
講義内容
第1回 誕生から処女作まで
第2回 戦中からその地位の確立まで
第3回 世界の三島文学の完成と死まで
第4回 『豊饒の海』の舞台を訪ねる
会 場:足立区生涯学習センター(学びピア21内)5階 研修室1
(足立区千住5-13-5)
定 員:50名(抽選)
受講料:2,500円(初回に会場でお支払いください)
申込方法:往復ハガキで下記申込先へ郵送してください。
住所、氏名(フリガナ)、電話番号、
「三島由紀夫講座」と明記してお申込みください(連名可)
申込先:〒120-0034 足立区千住5-13-5
足立区生涯学習センター内「あだち区民大学塾事務局」
問合せ先: 電話/FAX 03-5813-3759(平日午後1時~4時)
申込締切:令和7年8月25日(月)必着
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あだち区民大学塾講座 開催報告(2025年7月開催)
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★★★★ 古代の足立 ~足立区北部の遺跡群~
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7月3日・10日の2日間にわたり足立区生涯学習センターにて開催された。
応募者44名、受講者41名、第1回41名、第2回29名で延べ受講者は70名で
あった。
講師は足立区地域文化課文化財係学芸員の佐藤悠香氏・増田静香氏の両氏。
毎回、豊富な資料を基に詳しく分かり易く解説されました。
第1回 伊興遺跡・白旗史跡の遺物から学ぶ
生涯学習センターにおける座学で、埋蔵文化財発掘についての基礎と
足立区北部の遺跡出土品と白旗塚古墳について解説が行われた。
第1部として日本の古代の時代区分と特に足立区の遺跡の中心となる古墳
時代について解説され、考古学・遺跡・埋蔵文化財行政など、古代史の
基本的な学習が行われた。
第2部からは足立区内の遺跡について成り立ちや分布が説明された。
足立区の地形は下総丘陵・大宮台地・武蔵野台地に3方を囲まれており、
残り1方は海が迫っていた。5000年前はほぼ海中にあり、2000年前に伊興
周辺は陸地化したと言われている。古利根川・元荒川・毛長川からの
土砂が堆積して、自然堤防の微高地ができ、伊興地区に集落ができた。
足立区の歴史は古墳時代以降である。遺跡名としては舎人遺跡・
法華寺境内遺跡・花畑遺跡がある。舎人遺跡からは方形周溝墓が、法華寺
境内遺跡からは線刻土器が、花畑遺跡からは軟質土器の平底鉢や陶質土器
の高坏が発見されている。
第3部は伊興遺跡と白旗塚古墳で1879年の経塚の発見から始まり、1950年代
伊興で3度にわたる発掘調査が行われた。
方形周溝墓や須恵器・手づくね土器が発見された。1989年からは4次の調査
が行われ、古墳時代のイネの珪酸体・木製農具・井戸枠に転用された舟・
朝鮮半島の陶質土器・奈良時代の住居跡・1万点以上の土師器・ウマの遺存
体・平安時代の住居跡などが発見された。白旗塚古墳は足立区に残る唯一
の古墳で、1991〜1992年に1次調査が行われ、円筒埴輪・女子埴輪・男子
埴輪・馬形埴輪・銅製耳環等が採集されている。
最後に(1)遺跡は地中にある(2)発掘調査が必要(3)開発が進むと
全容解明が難しい(4)調査には関係先の理解が必要と纏められた。
(糸井史郎)
第2回 遺跡を歩く 〜伊興遺跡公園展示館・白旗塚史跡公園〜 (現地学習)
第2回は、第1回に学んだ出土品や古墳を現地学習で確認した。熱中症予防
のため全員バス移動で2グループに分け、Aグループは地域文化課文化財係
学芸員佐藤悠香氏・Bグループは地域文化課文化財係学芸員 増田静香氏に
解説して頂きました。
白旗塚史跡公園
(1)史跡公園として整備されるまで
白旗塚古墳は、城東地区において、現存する稀少な古墳であり、昭和50年
に東京都の指定史跡となる。
その後に、地元の方々から公園化の強い要望があったため、周辺の地権者
と区教育委員会の交渉を経て、昭和62年に公園としてオープンした。
(『足立区風土記稿 地区編10伊興』より)
(2)白旗塚古墳群の指定範囲と甲塚・摺鉢塚
白旗塚と現存していない甲塚・摺鉢塚の推定位置が含まれる直径約250m
の範囲が遺跡として指定なっている。[かぶと]・[すりばち]は古墳の形状
に似た物として古墳の名称に良く採用されている。
(3)出土埴輪と後期群集墳の可能性
白旗塚古墳群内での過去の発掘調査では、未知の古墳に伴っていたと考え
られる円筒埴輪片が遺跡内の複数地点から発見されており、いずれも
6世紀の特徴を持っている。『足立区北部の遺跡群1998』でも記載があるが、
周辺一帯に後期群集墳が営まれた可能性がある。
(4)新編武蔵風土記の記述
江戸時代、白旗塚の墳丘の古松が嵐で倒れた際に根元から出てきた太刀を
家に持ち帰り蔵に収めたが、その後家族も大病したため、祟りと畏れたと
いう謂れが伝わっている。
(5)公園内オブジェ(埴輪・方角の石)
白旗塚史跡公園内には、武人・舟形・家形・馬形の4種類の埴輪のオブジェ
が設置されているが、武人・舟形・家形の埴輪はこれまでに区内遺跡内では
発見されていない。また、東西南北が神代文字(?)で書かれている石×4
があるが、当時の公園整備の際に置かれたオブジェであること以外は詳細
不明である。
伊興遺跡公園展示館
(1)遺跡として指定されるまで
昭和25年、当時東伊興にお住まいだった故.西垣隆夫氏が多数所有していた
収集遺物を故.大場磐雄教授が資料調査したことが契機となって、昭和32年
に初めて伊興遺跡内で学術的な発掘調査が行われ、昭和61年に伊興遺跡は
遺跡として指定されるに至った。
(2)足立区内の標高と遺跡分布
足立区は、北~北東部にかけて標高が高く、南~南西部にかけて標高が低く
なる傾向があり、低平でありつつも緩やかな傾斜があるというのが特徴。
遺跡は、北部に多数分布し、南東部にはほぼない様相が見て取れ、両者の
間には密接な関係があることが分かる。
(3)足立区の縄文時代・弥生時代
縄文時代:縄文海進という温暖な時期が比較的長く続いたため、区内で
陸地化していた場所がそもそも少なかったため、人が集住することはなく
時が経ったものと考えられている。
弥生時代:弥生小海退という寒冷化の影響とみられる遺跡の減少が周辺
地域であったため、区内でも集落が形成されることもなかったと考えら
れている。
(4)古墳時代の集落の特徴
弥生時代から古墳時代への過渡期である3世紀末に低地地域への進出(稲作
の振興の為とされる)がなされ、現在伊興遺跡に指定されている範囲内でも
そういった流れの中で集落の形成がなされたと考えられている。
主に古墳時代中期の5世紀頃に石製模造品(鏡・勾玉・剣の3種類)や本物の
土器の10分の1以下しかない大きさのミニチュア土器などを用いたマツリが
盛んに行われた祭祀場であったということ。また、当時のヤマト王権との
繋がりが見いだせる須恵器・子持勾玉などの貴重な遺物の出土から関東の
中でも要衝として見出されていた場所であることが伊興遺跡の大きな特徴
といえる。
受講者のことば
・現地で実際に出土したものを見て足立区の昔を想像するのが楽しかった。
いにしえから人の営みが続けられていたことを実感した。
・毛長川流域の伊興地域が政治、経済の中心的な役割を果たした遺跡だった
ことを学びました。
・足立区に住んでいるがこんな歴史溢れる所とは知りませんでした。
・豊富な資料を頂き史跡見学をして改めて足立区の貴重な遺跡跡を知り
感動致しました。
報告担当者所感
今回の講座で紹介された伊興遺跡跡や白旗塚古墳群は、足立区内で唯一現存
する貴重な古墳群です。中でも子持勾玉等、大陸との交易や大和朝廷との
繋がりを示す重要な遺物も出土しました。かつてはかなり多くの古墳が存在
したと伝えられて居ますが、現在、多くの古墳は開墾(かいこん)などによって
失なわれ、現在も正確な位置は未確認。開発が進むことによる遺跡調査の
難しさや課題も浮き彫りにされました。
足立区北部地区にある遺跡群より出土した貴重な埋蔵文化財を広くあだち
区民に発信、周知出来たことが、受講者のアンケート結果からも伺えます。
豊富な資料を基に講義された内容はシニア世代の学び直しが出来るのものと
して好評価を得られた講座となりました。 (金子勝治)
講座開催報告はこちら ↓
https://gakugaku.main.jp/lect/lect01d-250703-kodainoadati.html
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楽学の会(がくがくのかい)からのお知らせ
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◆「楽学の会」では会員を募集しています。<急募>
「楽学の会」は、平成8年5月に結成された全国でも数少ない学習ボランテ
ィアグループです。この活動は、生涯学習の推進を目指して、区民に学び
の機会を企画・提供し、生涯学習センターとの連携・協働による講座・講
演会を行い、「地域の学ぶ人々の支援と、自らの学び輝きを目指す」を理
念としたボランティア活動です。
平成15年4月より、NPO法人として活動していて 22年目を迎えました。
「あだち区民大学塾」の企画、運営を行っています
■当会も高齢化と会員の減少に直面しています、今後の事業継続の
ためにも会員を募集しています。
運営スタッフは講座の運営に参加:受付、司会、会場設営等担当
パソコン・ワードが打てる方を募集します
皆さん、余暇を利用して参加しませんか。自らが輝きます。
連絡先:楽学の会事務局 福田 哲郎 090-3207-8444
E-Mail:tefukuda2002@yahoo.co.jp
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●次号配信は、2025年9月初めの予定です
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発行者:NPO法人 あだち学習支援ボランティア 楽学の会
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