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│楽│学│の│会├┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬┤第│228│号│
└─┴─┴─┴┬┘│メ│ー│ル│マ│ガ│ジ│ン│└┬┴─-┴─┘
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  楽学の会ホームページ https://gakugaku.main.jp/
   
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
楽学の会メールマガジン2026年1月号をお届けします。
あだち区民大学塾の2026年2月講座の開催案内です。

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    あだち区民大学塾講座 開催案内(2026年2月開催)
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 ★★★★ 「豊臣秀長」と「日本史のナンバー2」たち
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 令和8年度NHK大河ドラマ『豊臣兄弟』の主役は豊臣政権の
「ナンバー2」となる秀吉の弟 秀長です。
 千利休切腹事件や朝鮮出兵、関白秀次切腹事件といった負の
出来事はすべて「ナンバー2」の秀長の死後に起きています。
 そこで秀長をメインに日本史に登場する「ナンバー2」たち
の活躍を史料に基づいて解説します。


講座開催案内チラシ:
 https://gakugaku.main.jp/lect/tirasi/260214-hidenaga&No.2.pdf 
  
講 師  跡部 蛮氏

        歴史研究家/博士(文学)
        江戸ぶら会会長 (足立区在住)

          
  開催日時 2月14日・21日・28日 毎回土曜日 午後2時~4時

  講義内容 

    第1回 豊臣秀長「出生」と「豊臣一族」の謎
           
    第2回 「ナンバー2」として兄秀吉を支える
           
    第3回 日本史を彩る「ナンバー2」列伝
         (聖徳太子・藤原不比等・高 師直
          細川頼之・一橋慶喜)

              
  会 場:足立区生涯学習センター(学びピア21内)5階 研修室1
      (足立区千住5-13-5)

  定 員:50名(抽選)

  受講料:2,000円(初回に会場でお支払いください)

  申込方法:往復ハガキで下記申込先へ郵送してください。 
    住所、氏名(フリガナ)、電話番号、
         「豊臣秀長」と明記してお申込みください(連名可)

  申込先:〒120-0034 足立区千住5-13-5
       足立区生涯学習センター内「あだち区民大学塾事務局」
        
  問合せ先: 電話/FAX 03-5813-3759(平日午後1時~4時)

  申込締切:令和8年2月2日(月)必着


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    あだち区民大学塾講座 開催報告(2025年12月開催)
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 ★★★★ 幕末の真実を探る!
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12月2日・9日・23日(火)の3回にわたり、足立区生涯学習センター
研修室1にて開催された。募集定員50名のところ応募者は57名、出席は
第1回51名・第2回49名、第3回32名で、延べ132名、であった。
講師は小説家・写真家・登山家の穂高健一氏、令和4年度「幕末の足立
桜田門外の変・徳川埋蔵金・新撰組」及び令和5年度「篤姫と和宮 大奥
から見た幕末」についで3回目の講座となった。先生の作品は純文学
から歴史小説まで幅広いが、足立区民大学塾では幕末が多く最新作では
近現代の歴史小説に取り組んでいる。

1 ペリー来航の目的は学術調査だった。
1853年に米国のペリー提督が江戸湾の浦賀沖にやってきた。艦隊には
博物博士、植物採集の担当者が乗船していた。彼の任務は米大統領国書
(開国・通商・捕鯨船の確保)を将軍に手交する。太平洋航路の中継地点の
確保である。もう一つの任務として鎖国日本を学術開国させることで
あった。
細長い列島に約7,000の島がある。海流・気候は変化に富み新種の動植物
の宝庫である。これまでオランダが博物学を含めた学術を独占していた。
ぺリー提督は世界にむけて日本学術開国させることであった。多数の
海軍士官、下士官らも学術調査を担った。これらが欧州の学術機関に送ら
れた。世界の学者を乗せた船が来航できるように、江戸湾で深調査、
潮流・暗礁の調査による精密な海図を作成した。それをアメリカ独占
とはせず、世界に発表したことで日本近海が世界航路に組み込まれた。
軍事・通商で決定的な意味を持った。
阿部正弘は、ペリー提督が即時の武力行使を意図していないと見極めた。
そのうえ、極めて重要な科学的な任務を課せられていると知り、平和裏
に鎖国から開国へと決断した。

2 大政奉還 慶喜と討幕勢力の思惑
安政五(1858)年に「安政の五カ国条約」の締結の後、輸出入が年々急上昇
した。恩恵の薄い列藩などから、幕府の貿易独占だと批判が上がると
ともに、天皇の勅許を得ずに締結したといい、尊王攘夷運動がしだいに
過激になった。言論弾圧から安政の大獄が起きた。
桜田門外の変で、大老の井伊直弼が暗殺されると、幕府の基盤が揺れ
はじめた。和宮降嫁の・幕政改革で武力対決以外の選択肢が一時存在した。
ここから薩英戦争、下関戦争、禁門の変、第一次、第二次の長州戦争が
起こる。さらに徳川家茂将軍の死去、孝明天皇の急死による政局が極度に
不安定になった。
慶応三(1867)年十五代将軍の慶喜が政権を朝廷に返上した。国家の主権は
朝廷にあって、制度・法律の一切は京都の議政所(国会)からでるべきだ
とした。上院(公家・大名)と下院(選挙で選出された議員)からなる上下
二院制の議会とする。ところが、制度化の前に慶応三年の十二月九日に
小御所会議のクーデター(王政復古の大号令)で、実現はしなかった。

3 錦の御旗と明治新政府
鳥羽伏見の戦いから戊辰戦争へと事態が移っていく。薩摩側による
「大坂城から、慶喜が逃げた」というプロパガンダと、「錦の御旗」と
いう正統性の演出があり、西の諸藩が朝廷方の東征軍についた。
慶喜や会津は朝敵になり、やがて勝海舟と西郷隆盛による江戸城の無血
開城となった。だが、戊辰戦争は上野戦争から、奥越列藩同盟との戦いに
なった。戊辰戦争が終わった九月には明治天皇が正式に誕生した。
明治維新は民衆革命でなく、下級武士を中心とした権力移行(政変)に
よる新政府の誕生であった。富国強兵が政策の柱だった。経済発展と
軍事力強化を両立であった。初期の施策は、「軍事国家化」であり、
藩兵(武士)を解体し、軍事力を中央に集中させることで、
(1)廃藩置県(1871)で中央集権国家が成立した。
(2)地租改正(1873)で、安定した国家財政の確保、
(3)姓名の強制(1870〜)(戸籍=兵籍)。
(4)学制(1872)識字率向上で、近代軍隊の兵士を育成する。
(5)徴兵令(1873)武士の特権を解体し国民皆兵とする。
徳川幕府はすでに「近代化の方向性」をもっていたが、明治政府はより
軍事化を加速し、「国民国家」へとスケールアップした。つまり、
「国家の軍事力」を高めたのである。

≪受講者の意見≫
・歴史の表に出てこない話が聞けて興味深いです。
・「世界史の中で日本を見る」というお話は大変参考になりました。
 近視眼的な物の見方の危うさが分かりました。
・坂本竜馬の船中八策の事実を知ることができてよかった。
・日米通商条約の話が意外だった。司馬史観の反論が面白かった。
・今まで自分の頭の中に入っていた事と違っていたり、え‼ そうだった
 のと言う所が多々あって知識の浅さが、新めて知った事が多かった。
・幕末に対する視点が違って色々な説を体現できた。竜馬や阿部正弘に
 ついては180°見方が変わりました。 (糸井史郎)

講座開催報告はこちら
https://gakugaku.main.jp/lect/lect01d-251202_bakumatuno.sinjitu.html

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  楽学の会(がくがくのかい)からのお知らせ
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演会を行い、「地域の学ぶ人々の支援と、自らの学び輝きを目指す」を理
念としたボランティア活動です。設立30年を迎えました。
平成15年4月より、NPO法人として活動していて 23年目を迎えました。
「あだち区民大学塾」の企画、運営を行っています


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  連絡先:楽学の会事務局 福田 哲郎  090-3207-8444
          E-Mail:tefukuda2002@yahoo.co.jp

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     ●次号配信は、2026年2月初めの予定です
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発行者:NPO法人 あだち学習支援ボランティア 楽学の会
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