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│楽│学│の│会├┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬┤第│130│号│
└─┴─┴─┴┬┘│メ│ー│ル│マ│ガ│ジ│ン│└┬┴─-┴─┘
└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘ 2020/05/01
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楽学の会 http://gakugaku.main.jp/
楽学の会メールマガジンをお届けします。
あだち区民大学塾の6月講座を案内します。
新型コロナウイルス感染が全世界で拡大しています。日本でも緊急事態宣言が
発出され外出自粛が要請されています。
足立区生涯学習センターは 3月2日より 5月10日まで休館となっています。
今後も休館が継続されるかもしれません。
5月開催予定の下記講座は中止といたします。
千住の文化人 安藤昌益から佐藤元萇・森鴎外講座
中世を読み解く『日記』に見る中世 講座
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フリー(無料)メールマガジン
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この電子メールは、楽学の会が企画・運営する講座や、楽学の会の事業に
関する情報などをご案内するものです。
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┃も┃く┃じ┃
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◆◆あだち区民大学塾 6月講座 開催案内
・遠藤周作を読む 「人生の同伴者」イエスとは!
・食品ロスの実態 一人ひとりが出来ること
●●あだち区民大学塾 2月講座 開催報告
・明治維新と新しい政治~議会政治のはじまり~
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あだち区民大学塾講座 開催案内
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★★★★ 遠藤周作を読む 「人生の同伴者」イエスとは!
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『人間が/こんなに哀しいのに/主よ/海があまりに/碧いのです』
「沈黙の碑」に刻まれた遠藤周作の言葉、彼が終生をかけて祈り求めたイエス
は、数々の奇跡を起こす救世主ではなく、人々の苦しみに寄り添う「人生の同
伴者」イエスだった。遠藤作品に描かれた「人生の同伴者」イエスについて、
受講者の皆さんと一緒に考えてみたい。
講座開催案内チラシ:
http://gakugaku.main.jp/lect/tirasi/2006-endou.shuusaku.pdf
講 師 :原山 建朗 氏 日本文藝家協会会員
元主婦の友社・遠藤周作番記者
開催日時: 6月4日、11日、18日 毎回 木曜日 午後2時~4時
講義内容
第1回 『侍』(1980年)
~ローマ法王への親書を携えて海を渡った「侍」の運命は?~
第2回 『聖書のなかの女性たち』(1957年)
~聖書のなかの 11人の女性の「苦しみの連帯感」について
第3回 『イエスの生涯』(1974年)
~遠藤周作が甦らせた、イエスの〈生〉の真実
会 場:足立区生涯学習センター(学びピア21内)5階 研修室1
定 員:50名(抽選)
受講料:1,500円(全3回分、初日に会場でお支払い下さい)
申込方法:①往復ハガキで下記宛先へ郵送下さい
②メールで申込:manabi.info7@gmail.com
①②とも 住所、氏名(フリガナ)、電話番号、
「遠藤周作講座」と明記して申込下さい(連名可)
宛 先:足立区生涯学習センター内「あだち区民大学塾事務局」
〒120-0034足立区千住5-13-5
問合せ先: 電話/FAX 03-5813-3759(平日午後1時~5時)
申込締切:令和2年5月21日(木)必着
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★★★★ 食品ロスの実態 一人ひとりが出来ること
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「食品ロス」は、本来食べられるのに捨ててしまわれる食品で、約半分は
家庭から出ています。店舗や外食店では、食べられる分量を注文、家庭で
は作り過ぎや食べ残しを出さないなど、ちょっとした日常行動が食料資源
の有効利用や地球の温暖化抑止に繋がります。
東京都環境公社より環境面でのお話と子ども食堂を通して、削減行動を実
践されている方たちからもお話をいただきます。
講座開催案内チラシ:
http://gakugaku.main.jp/lect/tirasi/2006-food.loss.pdf
講 師:小泉裕靖 氏(東京都環境公社 環境科学研究所)
梶原禎顕 氏(足立区環境部ごみ減量推進部)
大山光子 氏(がきんちょ地域食堂)
開催日時:6月23日、30日 毎回火曜日 午後2時~4時
講義内容:
第1回 食品ロスの実態と削減行動の取組み
~一人ひとりができること~
第2回 ①食品ロスを減らしましょう
~足立区の削減対策~
②こども食堂での取り組み
~手つかず、作り過ぎず、食べ残さない~
会 場:足立区生涯学習センター(学びピア21内)5階研修室1
定 員:50名(抽選)
資料代:500円(全2回分、初日に会場でお支払い下さい)
申込方法:①往復ハガキで下記宛先へ郵送下さい
②メールで申込:manabi.info7@gmail.com
①②とも 住所、氏名(フリガナ)、電話番号、
「食品ロス」と明記して申込下さい(連名可)
宛 先:足立区生涯学習センター内「あだち区民大学塾事務局」
〒120-0034足立区千住5-13-5
問合せ先: 電話/FAX 03-5813-3759(平日午後1時~5時)
申込締切:令和2年6月10日(水)必着
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あだち区民大学塾講座 実施報告
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★★★★ 明治維新と新しい政治~議会政治のはじまり~
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2月9日・23日・3月15日の日曜日、午後2時~4時に生涯学習センター研修室1
で開催予定でしたが、2回目が終了した2月末に新型コロナウイルス感染拡大防
止のため施設閉館となり、3回目は4月26日に再度延期したが、施設休館継続さ
れ3回目は中止とし資料を各受講者に送付し本講座を終了した。
応募者は32名、出席者は第1回31名、第2回26名、延べ受講者は57名でした。
講師は防衛大学校人文社会科学群人間文化学科准教授
博士(学術)三村昌司氏。
講座内容は明治維新と議会のはじまりについての講座ですが、明治維新とい
えば、「維新の偉人」によって古い幕府が倒され今の政府につながる新しい
明治政府ができあがったと思われています。しかしそのイメージは一面的で
す。新しい社会は短期間に出来上がったのではなく、それなりの長い時間を
かけて試行錯誤を繰り返しながら少しずつ形づくられていきました。この講
座ではそのような試行錯誤の道筋を、江戸時代の社会との違いをおさえつつ
「議会」に注目して考える講座でした。
第1回目の講義内容:
江戸時代はどんな社会か ~「士農工商」を問い直す~
明治以降につくられた「新しい社会」を理解するために、それ以前の日本の
近世(江戸時代)の社会を理解する必要がある。
江戸時代の社会の仕組みとして、身分制「士農工商」は不正確であり、「農
工商」は上下関係ではない。「農民」「商人」という横断的な身分が存在す
るわけではない。江戸時代の政治は政治に参加できる身分が、特定の身分
(=武士)に限定されていた。日本近世の身分制とそれぞれの身分の政治と
の関わりについて講義をいただきました。
江戸幕府から明治新政府への交代は単なる政権交代ではなく、政治のあり方
を大転換する歴史的できごとであった。
第2回目の講義内容:
明治新政府による新たな試み ~キーワードは「公議」~
議会政治の導入として、1867年10月大政奉還、武士だけが政治に参加してい
た体制から、新しい政治体制の模索が始まる。
1868年3月五箇条誓文「広ク会議ヲ興シ万機公論ニ決スベシ」という新政府が
出した政府の基本方針に従い、政治を行うことが宣言された。
そのために、公議所を設置し、議事をルール化したが、「議論」について多
くの失敗事例が紹介された。
明治新政府は、意思決定を特定の身分が独占していた政治をやめ、「公論」
に基づく政治を行おうとしたがうまくいかなかった。
背景に調整や妥協を許さず、場合によっては暴力で屈服させることにもつな
がった(*暗殺)
第3回目の講義内容:
議論政治の試行錯誤 ~自由民権運動とのかかわりから~
(講義は中止、受講者には資料送付)
新しい政治メディアとして、新聞による建白や演説といった、「公論」形成に
役立ちそうなメディアが登場、その後1874年以降、自由民権運動が盛り上がる
が、各地で演説会の中止や暴力事件も発生し、「政治」と「暴力」はそれほど
遠い存在ではなかった。
1890年代政治から暴力が切り離され、演説や討論に基づく議会政治が主流にな
っていった。
受講者からは明治維新の実情、日本の西洋化する過程での日本人の苦悩が理
解できた。明治以降のテーマを取り上げるケースがなく大変新鮮なお話が聞け
ました。とのご意見を頂きました。
講座開催報告
http://gakugaku.main.jp/lect/lect01d-2002_meijigikai.html
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楽学の会(がくがくのかい)からのお知らせ
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◆「楽学の会」ホームページのご紹介
NPO法人「楽学の会」ではホームページ(Web Site)を開設しています。
当会が企画・運営する「あだち区民大学塾」事業で開催される様々な講座のお
知らせや生涯学習センター、行政等が開催する学習事業等に「運営ボランティ
ア」として参加、参画の情報も掲載しています。是非ご覧ください。
アドレスは http://gakugaku.main.jp/ または「楽学の会」で検索
◆「楽学の会」では会員を募集しています。
「楽学の会」は、平成8年5月に結成された全国でも数少ない学習ボランティア
グループです。この活動は、生涯学習の推進を目指して、区民に学びの機会を
企画・提供し、生涯学習センターとの連携・協働による講座・講演会を行い、
「地域の学ぶ人々の支援と、自らの学び輝きを目指す」を理念としたボランテ
ィア活動です。平成15年4月より、NPO法人として活動しています。
■講座・講演会を企画し、区民に提供する活動をしています。
教育委員会及び生涯学習センターと共催です(あだち区民大学塾)。
■生涯学習センター・行政等が実施する学習事業等に、「運営ボランティア」
として参加・参画しています。
皆さん、余暇を利用して参加しませんか。自らが輝きます。
問合せ先:楽学の会事務局 江川武男
E-Mail:takeo-wg@cj9.so-net.ne.jp
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あなたのお友達やお知合いをご紹介ください
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●次号配信は、2020年5月初めの予定です
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