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│楽│学│の│会├┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬┤第│153│号│
└─┴─┴─┴┬┘│メ│ー│ル│マ│ガ│ジ│ン│└┬┴─-┴─┘
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        楽学の会 http://gakugaku.main.jp/      

楽学の会メールマガジンをお届けします。
あだち区民大学塾の2022年1月講座をご案内します。

◇◆◇◆令和3年度講座より受講申込は往復はがきに加え
  電子メール での申込みも可能となりました。◇◆◇◆◇
    メールアドレス: info@gakugaku.main.jp

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┃も┃く┃じ┃
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◆◆あだち区民大学塾 1月講座 開催案内

  ・新視点でみる鎌倉幕府「開創」の真実

●●あだち区民大学塾 講座実施報告(10月講座)

  ・徳川家康研究の最前線「東照神君」の実像

  ・幕末の足立と桜田門外の変・徳川埋蔵金・新選組

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      あだち区民大学塾講座 開催案内(1月開催)
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 ★★★★ 新視点でみる鎌倉幕府「開創」の真実
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 令和4年度NHK大河ドラマは「鎌倉殿の13人」です。
初代鎌倉殿の源頼朝はいかにして本格的な武家政権を
樹立・確立したのか。そこには13人から抜きん出る形で
執権となった北条義時の存在がありました。
 頼朝の妻政子や舅時政ほか、幕府開創に貢献した有力
御家人らの活躍と幕府抗争史の謎を新視点で見ていきます。

講座開催案内チラシ:
http://gakugaku.main.jp/lect/tirasi/220116-kamakurabakuhu.pdf

  講 師  跡部 蛮氏
         歴史研究家 博士(文学)
         江戸ぶら会会長  (足立区在住)

  開催日時:1月16日・23日・30日 毎回日曜日 午後2時~4時
 
  講義内容

    第1回 幕府とは何なのか? 源平合戦から頼朝の死まで

    第2回 北条氏ではなかった? 執権政治の創始者義時の謎

    第3回 政子は4代将軍なのか? 群雄列伝


  会 場:足立区生涯学習センター(学びピア21内)4階 講堂

  定 員:99名(抽選)

  受講料:1500円(全3回分初日に会場でお支払い下さい)

  申込方法:(1)往復ハガキで 下記申込先へ郵送下さい

       (2)メールで申込、下記メールアドレスへ申込み下さい
            info@gakugaku.main.jp 

(1)(2)とも 住所、氏名(フリガナ)、電話番号、
        「鎌倉幕府講座」と明記して申込下さい(連名可)

  申込先:〒120-0034 足立区千住5-13-5
      足立区生涯学習センター内「あだち区民大学塾事務局」
        
  問合せ先: 電話/FAX 03-5813-3759(平日午後1時~5時)

  申込締切:令和3年12月27日(月)必着

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      あだち区民大学塾 講座実施報告(10月講座)
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 ★★★★ 徳川家康研究の最前線「東照神君」の実像
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10月1日から「非常事態宣言」が解除されたが、充分なコロナ対策を行って、
10月1日、15日、29日と金曜日の3回開催された。応募者は 31名、受講者は
22名、出席者は第回20名、第2回22名、第3回22名で延べ64 名であった。
特に10月1日は台風16号が関東地方に接近し暴風雨であったが多くの方に
出席いただいた。
 第1回は「戦国大名としての徳川家康」
私達が学んだ徳川家康は、幼少時駿河の国の今川義元に人質として取られる
など苦難に耐えながら天下を取った物語である。しかし、このような歴史は
家康の没後、天下人に忖度して書かれたもので家康及び松平家に都合よく
捏造されている。勝者の歴史としてやむを得ないが、最近は当時の手紙、
文章を解読し事実が解明されつつある。今回は、信長から家康、家康から
信長への手紙を読むことで二人の上下関係の変化の説明があった。
手紙の最後の日付と相手の名前の高低差により目上・対等・目下宛ての
区分が読み取れるのである。これにより、信長は家康を当初目上に見ていたが
長篠の戦い以後は目下に見るよう変化したと解釈できる。
 第2回は「豊臣大名としての徳川家康」
秀吉が天下を取った後、家康を警戒し遠ざけていたという説がある。しかし、
「豊臣秀吉知行方目録」を見ると、秀吉は家康に伊勢の国や近江の国を与えて
いる。これでは、大阪城にいる秀吉を狙う道筋が出来て危険だという以前の
考え方があった。しかし、秀吉はこれらの領地を与えると共に信頼できる
側近のみに与える「羽柴」姓を許可し、羽柴家康と名乗らせている。
このことから、秀吉は家康を側近として信頼していたということが伺える。
 第3回「天下人としての徳川家康」
徳川軍の関ケ原の戦いの勝因は小早川秀秋の裏切りで、秀秋は裏切りを約束
しながらも、戦い開始後も松尾山の陣から動かなかった。そこで家康は我慢の
限界と秀秋に鉄砲を打ち込むと豊臣陣営に突撃したと学んだ。
これは明治30年代の陸軍参謀本部作成の「関ヶ原の戦い」両軍配置図によって
解釈されていた。しかし、当時の家康の家臣石川康通等の書状には、
「秀秋等、戦いが開始されるや否や、即刻裏切り行動を起こし・・」と
書かれている。このように、関ケ原の戦いに関してもまだ事実と異なることが
多く発見されてくると思われる、との説明であった。
 受講者の声
・古文書の説明があったので非常に分かりやすかった。
・理論立てていてわかり易い。・資料が多く大変ありがたい。
・いくつになっても知らなかったことを知るのは楽しい。
当時の手紙、文章を読み込むことで信長、秀吉、家康関係の歴史の事実を
知ることが出来たのは有意義であった。
参加者の方にも概ねご満足いただけた内容であった。 (榊原金市)

講座実施報告はこちら↓
http://gakugaku.main.jp/lect/lect01d-211001_tokugawa.ieyasu.html


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 ★★★★ 幕末の足立と桜田門外の変・徳川埋蔵金・新選組
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9月30 日でコロナ感染症の緊急事態宣言が解除され、コロナ対策を
継続して行いながら、研修室1 にて 10月2日(土)・23日(土)
31日(日)の 3回にわたり開催された。
講師が 3回とも異なり、調整のため変則的な開催日となった。
応募者はハガキ 38名・メール 26名・計 64 名で抽選の上 54 名に
受講券を発行した。受講者は53 名で、第1回 48 名・第2回 43 名・
第3回 40 名であった。

第1回は小説「紅紫の館」の作者で、小説家・登山家・写真家の
穂高健一氏を講師に迎え、「紅紫の館」の舞台となった、我々も知って
いる幕末の数々の出来事と、足立で農家(新田開発)と武士(江戸城の
北東部)の守りの両面の役割を担った郷士・日比谷健次郎の生き生きと
した活躍が紹介された。
第2回は日比谷家の子孫である日比谷二朗氏から、日比谷家の屋敷や
数々の文化財について紹介がなされた。特に屋敷・甲冑・雛人形・
狩野派の絵画・独語辞典「和独対訳辞林」が印象的であった。
第3回は足立区立郷土博物館学芸員の多田文夫氏より、江戸時代の足立区
における郷士による新田開発や残された文化財から、日比谷家に止まらず、
幕末の足立の郷士は文化の担い手として狩野派の絵画を伝えるなど、文化
的にも経済的にも極めて豊かな状況であったことが説明された。

受講者のご意見
・郷土愛の持ちづらい足立区民がぜひ知ってもらいたい史実だと思います。
・足立区内の歴史、文化に興味があります。
・かつて足立区の女性史「葦笛の唄」の編集に関わった関係から足立の
歴史を深めたいと思っていました。今回はその好機であったと思いました。
・日比谷家と大変近いところに住んでいる関係で親近感を感じました。
・足立に住んで 50 年。地元の歴史を知り大変良かったです。
・足立に郷士が居たということ、文化財が多く残っていることに、
区民として誇りを感じる。
・市販されている書物には書かれていない史実やエピソードが聞けて大変
興味深く面白く受講させて頂きました。・内容充実です。
・「紅紫の館」を読みもっと詳しく知りたい。
・足立区の歴史を知る新鮮な内容でした。
この講座は郷土博物館の文化遺産調査特別展「名家のかがやき」(令和2
年11月29日)と小説「紅紫の館」(令和3年2月発刊)の 2つの題材を基
に企画された。足立区民にもあまり知られていなかった、足立区の郷士の
活躍が、幕末の数々の出来事に関連していたことと、足立区の江戸時代の
文化水準が非常に高かったことを足立区民の方々に知って頂くことができ、
期待以上の評価が得られた。 (糸井史郎)

講座実施報告はこちら↓
http://gakugaku.main.jp/lect/lect01d-211002_bakumatu.adachi.html


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      楽学の会(がくがくのかい)からのお知らせ
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◆「楽学の会」ホームページのご紹介

NPO法人「楽学の会」ではホームページを開設しています。
当会が企画・運営する「あだち区民大学塾」事業で開催される様々な講座
のお知らせや生涯学習センター、行政等が開催する学習事業等に「運営ボ
ランティア」として参加、参画の情報も掲載しています。
是非ご覧ください。

アドレスは http://gakugaku.main.jp/ または「楽学の会」で検索

◆「楽学の会」では会員を募集しています。

「楽学の会」は、平成8年5月に結成された全国でも数少ない学習ボランテ
ィアグループです。この活動は、生涯学習の推進を目指して、区民に学び
の機会を企画・提供し、生涯学習センターとの連携・協働による講座・講
演会を行い、「地域の学ぶ人々の支援と、自らの学び輝きを目指す」を理
念としたボランティア活動です。平成15年4月より、NPO法人として活動し
ています。

 ■講座・講演会を企画し、区民に提供する活動をしています。
  教育委員会及び生涯学習センターと共催です(あだち区民大学塾)。

 ■生涯学習センター・行政等が実施する学習事業等に、「運営ボランテ
  ィア」として参加・参画しています。
  皆さん、余暇を利用して参加しませんか。自らが輝きます。

  問合せ先:楽学の会事務局 江川武男
          E-Mail:takeo-wg@cj9.so-net.ne.jp

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     ●次号配信は、2022年1月初めの予定です
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発行者:NPO法人 あだち学習支援ボランティア 楽学の会
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