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│楽│学│の│会├┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬┤第│181│号│
└─┴─┴─┴┬┘│メ│ー│ル│マ│ガ│ジ│ン│└┬┴─-┴─┘
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楽学の会ホームページ https://gakugaku2.main.jp/
楽学の会メールマガジン5月号をお届けします。
あだち区民大学塾の2023年6月講座をご案内します。
◇◆受講申込は往復はがきに加え電子メールでの申込みも可能です◇◆
メールアドレス:info@gakugaku.main.jp
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┃も┃く┃じ┃
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◆◆あだち区民大学塾 2023年6月講座 開催案内
・中世古文書講座 徳川家康関係の文書
●●あだち区民大学塾 開催報告(4月)
・日本経済入門2023 円安・食料・エネルギー
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あだち区民大学塾講座 開催案内(2023年6月開催)
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★★★★ 中世古文書講座 徳川家康関係の文書
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三河国の小領主から、織豊政権の大大名へ、そして天下統一を継承して
江戸幕府を開き、太平の世を築いた徳川家康について、家臣やさまざまな
分野の側近など政権を支えた者達の文書や自筆書状から歴史的な事績を追い、
大名そして天下人としての家康の実像に迫ります。
講座開催案内チラシ:
https://gakugaku2.main.jp/23.06.04.chuseikobunnshokouza.pdf
講 師 高梨 真行氏
宮内庁三の丸尚蔵館 主任研究官
元東京国立博物館 学芸研究部 (足立区在住)
開催日時:6月4日・11日・18日 毎回日曜日 午後2時~4時
講義内容
第1回 大名徳川家の文書
~徳川家康朱印状
第2回 家康家臣・側近の文書
~年寄奉書、代官連署状から老中奉書へ
第3回 家康の自筆書状
~関ケ原の戦い、家族宛の私信
会 場:足立区生涯学習センター(学びピア21内) 5階 研修室1
(足立区千住5-13-5)
定 員:50名(抽選)
受講料:2,000円(全3回分初日に会場でお支払い下さい)
申込方法:(1)往復ハガキで 下記申込先へ郵送下さい
(2)メールで申込、下記メールアドレスへ申込み下さい
info@gakugaku.main.jp
(1)(2)とも 住所、氏名(フリガナ)、電話番号、
「中世古文書講座」と明記して申込下さい(連名可)
申込先:〒120-0034 足立区千住5-13-5
足立区生涯学習センター内「あだち区民大学塾事務局」
問合せ先: 電話/FAX 03-5813-3759(平日午後1時~4時)
申込締切:令和5年5月22日(月)必着
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あだち区民大学塾講座 開催報告(4月講座)
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★★★★ 日本経済入門2023 円安・食料・エネルギー
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令和5年度の最初の講座として4月1日・8 日・15 日に開催されました。
応募者は38名、第1回34名、第2回32名、第3回30 名で延べ 96 名でした。
長期低迷が続く日本経済にもエネルギー不足による価格の高騰、物価上昇、
急激な円安等の影響が及んでいる。内外の最新のデータや図表を用いて
細部に亘り分かり易く解説いただきました。
第1回・・・急激な円安の背景と影響を考える。
(1)昨年来、円安はどの程度、進行したか?
2020年から1ドル110 円前後で横ばいであったが、2022 年に入り急激な
円安となり 10 月にはピークとなる150円を超えた。
直近では130円~135円程度となっている。
(2)なぜ急速に円安が進行したか?
今回の円安は、アメリカの「政策金利」による影響が大きく、次いで
「経済成長」と「貿易収支」も影響した。昨年度は 21兆7285億円の赤字
となり1979年以降最大となった。
(3)円安はプラス・マイナスどのような影響を及ぼしたか?
「円高は日本経済にマイナスで、円安はプラス」という一面的な見方が
有力とされていたが、経済変動は常にプラス面とマイナス面の両面に
影響を及ぼすことが再確認された。
第2回・・・我が国の食料の安定供給を考える。
(1) 我が国の食料自給率の実態は?
食料自給率として、主食の米の大幅減少、肉・乳製品の増加等、食生活
の大きな変化により供給熱量(カロリー)自給率は低下傾向にあり、
2021年は38%となっている。
(2) 我が国の食料消費はどのように変化してきたのか?
減少した食料は米、野菜、果実、魚介類の4つ。
米はピークの 1962年度から2021年度は▲56.5%も激減し、「日本人の
主食」としての地位が危うくなっている。
(3) 日本人が消費する熱量(カロリー)はどのように変化してきたのか?
消費する熱量には供給熱量と消費熱量があり、「供給ベース」と
「消費ベース」の大半を加工段階又は消費段階で廃棄された「食品廃棄」
とみなされ、徐々に拡大している。
(4) 農業の生産構造の問題点は何か?
耕地面積・農業就業者の大幅な減少により長期的に低下してきたが、
近年横ばいで推移。近年、農業法人や非農家出身の新規就農の増加等
農業生産を変革する新たな動きに注目。
(5) 食料の安定供給に向けて求められていることは何か?
昨年来のウクライナ戦争等のリスクを考慮すると、将来的にも食料の
安定供給を維持する取組が必要。その際、食料自給力の向上、安定的な
輸入、適切な備蓄が基本である。
第3回・・・世界のエネルギー供給と日本を考える。
(1) 我が国のエネルギー自給率の実態は?
戦後10数年間、我が国のエネルギー自給率は国産石炭により 50%を
超えていたが、石炭から安価な石油に変わり、世界的なエネルギー革命
により自給率は急速に低下した。原子力の登場で一時期 20%に上昇し
たが、2011年の福島原発事故を経て、現在は 10%強。
(2) エネルギーの生産・加工・消費の実態は?
エネルギーの生産段階として、主役が石炭から石油に変わり、新たに
登場した天然ガス、原子力、水力以外の再生可能エネルギー(太陽光、
風力等)のシェアが拡大している。
(3) 世界のエネルギー需給の実態は?
世界の一次エネルギーの実態は右肩上がりで増加が続く、人口増加や
経済発展によるものであるが、日本は15年前から減少傾向に入っており
2020年はピークに比べ2割減少。
≪受講者のご意見≫
・円安・食料・エネルギーの問題は身近なものであっても詳しい説明を
聞く機会がなかったので大変よく理解できました。表やグラフもあり
比較もできてよかったです。
・実生活でなかなか経済を学べる機会がないので大変勉強になり、
先生のお話はわかりやすく面白いのであっという間に過ぎました。
開催日が休日なので働きながら参加できて嬉しいです。
・今回初めて日本経済入門講座に参加しました。説明の内容、資料共に
大変わかりやすく理解を深めることができました。
ぜひ次年度も参加させて頂きたいと思っております。
<篠原英也>
講座実施報告はこちら↓
http://gakugaku.main.jp/lect/lect01d-230401_nihonkeizai.nyuumon2023.html
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楽学の会(がくがくのかい)からのお知らせ
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◆「楽学の会」ホームページのご紹介
NPO法人「楽学の会」ではホームページを開設しています。
当会が企画・運営する「あだち区民大学塾」事業で開催される様々な講座
のお知らせや生涯学習センター、行政等が開催する学習事業等に「運営ボ
ランティア」として参加、参画の情報も掲載しています。
是非ご覧ください。
アドレスは https://gakugaku2.main.jp/ または「楽学の会」で検索
◆「楽学の会」では会員を募集しています。
「楽学の会」は、平成8年5月に結成された全国でも数少ない学習ボランテ
ィアグループです。この活動は、生涯学習の推進を目指して、区民に学び
の機会を企画・提供し、生涯学習センターとの連携・協働による講座・講
演会を行い、「地域の学ぶ人々の支援と、自らの学び輝きを目指す」を理
念としたボランティア活動です。平成15年4月より、NPO法人として活動し
ています。
■講座・講演会を企画し、区民に提供する活動をしています。
教育委員会及び生涯学習センターと共催です(あだち区民大学塾)。
■生涯学習センター・行政等が実施する学習事業等に、「運営ボランテ
ィア」として参加・参画しています。
皆さん、余暇を利用して参加しませんか。自らが輝きます。
問合せ先:楽学の会事務局 福田 哲郎
E-Mail:tefukuda2002@ybb.ne.jp
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●次号配信は、2023年6月初めの予定です
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発行者:NPO法人 あだち学習支援ボランティア 楽学の会
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