PO法人 あだち学習支援ボランティア 楽学の会

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                  │楽│学│の│会├┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬┤第│103│号│
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                                └─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘                  2018/08/01
                           楽学の会 http://gakugaku.main.jp/

この電子メールは、楽学の会が企画・運営する講座や、楽学の会の事業に関する情報などをご案内するものです。

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この夏の気候は異常続きです。日本では西日本豪雨、猛暑、異例の進路の台風12号(逆走台風)。世界各地でも
アメリカで52度、北極圏でも30度超えと異常な猛暑に見舞われています。国連の世界気象機関(WMO)によると、
今年6~7月は北極圏を含め世界的に気温が上昇していると報告しています。現在は北半球全体が特に暑くなって
います。地球温暖化によって、このような熱波は世界各地でいっそう頻繁に発生するようになると専門家は警告
しています。

今月も楽学の会メールマガジンをお届けします。ご愛読よろしくお願い致します。

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┃も┃く┃じ┃
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◆あだち区民大学塾講座 開催案内(再送)

  ・「足立の環境」シリーズ講座 川ゴミから海洋汚染問題を知る

◆あだち区民大学塾講座 開催報告

  ・学びを創るボランティア養成講座
        ~ボランティア活動で創る“学び・仲間・自分”~

  ・歴史ドラマが教えてくれない 新「戦国時代」 
        ~裏を知ったらもっと面白くなる~


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                あだち区民大学塾講座 開催案内(受講募集中)
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      ◆下記講座は定員にまだ余裕があります。皆さんの受講をお待ちします◆
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   ★★★★               「足立の環境」シリーズ講座
                      川ゴミから海洋汚染問題を知る
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「足立の環境」シリーズ第1弾として、川ゴミと海洋汚染問題の専門家の方にお話頂きます。また荒川から見え
てくる投棄ごみの現状と環境保護・保全について具体的な実践方法から学びます。足立区からはごみ環境問題
の実態と課題を示して頂き、その取組み方について区民の方たちと共に考え環境改善の方法を見つける一歩と
致します。

講座開催案内チラシ:
http://gakugaku.main.jp/lect/tirasi/1808-adatino_kankyou.pdf

  開催日・講義内容・講師(全3回講座)

第1回目 8月23日(木) 午後6時30分~8時30分

  (1)足立区の環境の実態と課題
  ~廃棄ごみを少なくする取り組み~

   講師:足立区環境部ごみ減量推進課長 太田照生 氏


   (2)環境保護活動実践報告
   ~一人ひとりが実践できる環境保護・保全につ いての具体的な実践方法をクリーンエイドから学ぶ~

  講師:NPO法人荒川クリーンエイド・フォーラム事務局員 
           五十嵐実 氏

第2回目 8月30日(木)午後6時30分~8時半

  川ゴミから海への海洋汚染問題
  ~東京のポイ捨てごみが太平洋の海ごみになっている~

  講師:東海大学 海洋学部博物館 学芸員・係長 伊藤芳英 氏


第3回目 9月 6日(木)現地学習 午後1時30分~4時30分 (東武鉄道伊勢崎線・小菅駅)集合

   「現地学習」船上セミナーとアモア見学
  ~荒川から見る水辺・荒川の歩みを辿る~

  講師:国土交通省関東地方整備局 荒川下流河川事務所

会 場:足立区生涯学習センター(学びピア21内)5階 研修室4
 
  定 員:30名(抽選)

  受講料:1,000円

申込方法:往復ハガキに、住所、氏名(フリガナ)、電話番号、
       「足立の環境」と明記の上郵送(連名可)

  宛  先:足立区生涯学習センター内「あだち区民大学塾事務局」
       〒120-0034足立区千住5-13-5

  問合せ先: 電話/FAX 03-5813-3759(平日午後1時~5時)

  申込締切:平成30年8月15日(水)必着


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                      あだち区民大学塾講座 開催報告
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 ★★★★     学びを創るボランティア養成講座
                ~ボランティア活動で創る“学び・仲間・自分”~
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7月7日、21日22日の3回講座。
1回目は「ボランティアは美味しい」~楽しいボランタリーライフのすすめ~と題して、昭和女子大学教授の興
梠寛氏が講師。ボランティアとは何だろうと提起され、ピーターラビットがボランティアのシンボルであり、イ
ギリス湖水地方がボランティア発祥の地であると説明された。ビアトリックス・ポター女史が出版した「ピータ
ーラビットのお話」の印税を寄付して村の自然と景観を守った「ナショナルトラスト運動」がボランティアの始
まりである。ボランティアの分野はとても広いが、何のためにやるのだろうか。
他者や社会から必要とされる自分を発見する。自分を必要としてくれる人や社会を発見する。ボランティアは楽
しく自然な姿で、できる人ができるときに、できることをやり、自分も相手もハッピーになる社会をめざす。人
はかけがえのない存在として認められ、自分の役割を実感できたとき、どんな人間になりたいか見えてくる。
勇気を出して動くことだ!ボランティア活動は生存率を高めるデーターもあり、みんながボランタリーライフを
楽しみ、人と社会をつなぐ「縁結人」(えんむすびと)になろうと締めくくられた。

2回目は「学習を創り出す方法とは」をテーマに神奈川大学教授の齊藤ゆか氏が講師。参加型学習を学ぶという
ことで、4~5人の4つのグループに分かれ3個のワークショップを行った。
ワークショップ1は「いい地域とは」をテーマに各人が思っていることをポストイットに1つ書き、グループ内
で自己紹介しながら個々に説明し紙に貼った。
ワークショップ2はKJ法を使い、「私たちの住むまちでいいところ」をテーマに各人が思いつく限りの言葉を書
き、グループ内で項目ごとにキーワードを決めて集約し、模造紙に貼ってグループごとに発表した。
ワークショップ3はクドバス法を用い、「私たちの街で子供と共に世代を超えて取り組みたい学び活動」をテー
マに各グループで議論しながら各人が書き出した。十分な議論はできなかったが、アイデアの出し方、企画、重
要度順、具体的な方法、何のためにやるかなど実習を通して方法論を教えて頂いた。

3回目の第1部は「ボランティア活動で創る“学び・仲間・自分”」と題して、講師は文化ボランティアコーディ
ネーターの大久保邦子氏。出版社勤務からフリーランスライターとなり、その後、国立婦人教育会館でボランテ
ィア活動をやり今日があると自己紹介された。多くの講座をやる中で「講座は生きもの!」だと実感しており、
仲間との協働の喜びがあるものだという。災害や福祉ボランティアは現場の知恵で解決する横のボランティア活
動であり、生涯学習や文化ボランティアは緊喫の課題は見えず、社会の変化に応じて積み上げていく縦のボラン
ティア活動である。やりたいことはやれる人を巻き込むことが大事であり、楽しみながら誰かのためになる、何
かのためになることがボランティアであると言われた。最後に「楽学の会」がこんなに続いているのは幅広い人
たちが外からいろいろなものを取り入れ、楽しみながらやっているからだろうと褒めて頂き、笑顔は何よりのコ
ミュニケーションツールとニッコリされた。

第2部は「学びを楽しむ」をテーマに足立区地域文化課長濵田良光氏が講師.区の仕事として職員通訳や国際推進
担当係長として日本語教室などのボランティア活動に関わってこられた。ボランティア活動は自分が楽しいから
やるのだが、結果として人の役に立っている。それがまた自分の喜びになる。自己肯定感があってな(生)りた
い人に成る、精神的欲求である学びを楽しむ(仮説)を基本にしたい。インフォメーションからインテリジェン
スへ生涯学習の輪を広げていきたい。ボランティアとは人を巻き込む取り組みであると力説された。

上記の開催報告が写真付きでご覧いただけます。
  http://gakugaku.main.jp/lect/lect01d-1807_youseikouza.html

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    ★★★★    歴史ドラマが教えてくれない 新「戦国時代」 
                   ~裏を知ったらもっと面白くなる~
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7月1・8・15日の毎週日曜日、午後2時~4時に開催。講師は「戦国時代」の分野で毎年務めて頂いている、足立
区在住の歴史研究家・博士(文学)・江戸ぶら会
会長の跡部蛮氏。

第1回は「民衆」の暮らしと「戦国バブル経済」の実態~戦国時代の民衆の暮らしと経済~と題し、戦国時代に
収穫された米が、どのように分配されたかが説明された。1反の収量が1石5斗として、領主は3斗8升・地侍が9斗
・農民は「生かさず殺さず」程度であった。領主よりも土地持ちの地侍の方が様々の名目で取り分が2倍以上に
多かった。太閤検地ではこの権利関係が整理され、一地一作人として、地侍は廃止され、米は農民から領主に納
められ、領主から家臣に支給された。その他、土地の面積表示や収穫高の単位を統一し、面積を正確に測定して
石高を定め、田は上中下の等級付けが行われた。

第2回は戦国大名と家臣たちの意外な「懐事情」~戦国大名の収支決算~と題して、小田原の北条氏を例にして、
戦国大名と家臣団の組織・戦国大名と家臣の軍役に関する経済的な負担の状況が説明された。戦国大名は田畑に
かけた段銭の収入では足らずに、家臣への貸付や礼銭などの収入で賄っていた。戦時の非常食の兵粮丸(松皮餅)
の作り方や紙具足(軽量・経費節減)等が紹介された。

第3回は戦国時代の「トリビア」と題して、戦国時代の貧しさゆえの悲劇的なエピソードが紹介された。戦に負け
た国の女子供は島原から海外へ3トスタンという安さで売り飛ばされた。赤ん坊を育てられずに見殺しにした母親
の様子や、村人が防衛のために武装したり、野武士化するケースや、民衆がサイドビジネスとして紺染めを始める
などが紹介された。

上記の開催報告が写真付きでご覧いただけます。
 http://gakugaku.main.jp/lect/lect01d-1807_sinsengoku_jidai.html


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NPO法人「楽学の会」ではホームページを開設しています。
当会が企画・運営する「あだち区民大学塾」事業で開催される様々な講座のお知らせや生涯学習センター、行政
等が開催する学習事業等に「運営ボランティア」として参加、参画の情報も掲載しています。是非ご覧ください。

アドレスは http://gakugaku.main.jp/ または「楽学の会」で検索


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「楽学の会」は、平成8年5月に結成された全国でも数少ない学習ボランティアグループです。この活動は、生涯
学習の推進を目指して、区民に学びの機会を企画・提供し、生涯学習センターとの連携・協働による講座・講演
会を行い、「地域の学ぶ人々の支援と、自らの学び輝きを目指す」を理念としたボランティア活動です。平成15
年4月より、NPO法人として活動しています。

 ■講座・講演会を企画し、区民に提供する活動をしています。
  教育委員会及び生涯学習センターと共催です(あだち区民大学塾)。

 ■生涯学習センター・行政等が実施する学習事業等に、「運営ボランティア」として参加・参画しています。

  皆さん、余暇を利用して参加しませんか。自らが輝きます。

  問合せ先:楽学の会事務局 江川武男  E-Mail:takeo-wg@cj9.so-net.ne.jp


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