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│楽│学│の│会├┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬┤第│139│号│
└─┴─┴─┴┬┘│メ│ー│ル│マ│ガ│ジ│ン│└┬┴─-┴─┘
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          楽学の会 http://gakugaku.main.jp/     

楽学の会メールマガジンをお届けします。
あだち区民大学塾の12月講座を案内します。

あだち区民大学塾は足立区の施設運営ガイドラインに沿って
感染防止対策をして開催しています。
 ・受付に手指消毒液設置、部屋の換気実施します
 ・資料は机の上に事前に配布します
 ・受講者の皆様へのお願い
   ・マスク着用で出席お願いします
   ・体調悪い方は受講をお控え下さい

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┃も┃く┃じ┃
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◆◆あだち区民大学塾 12月講座 開催案内

  ・食品ロスの実態 一人ひとりが出来ること

●●あだち区民大学塾 9月講座 実施報告

  ・江戸時代が良く判る「江戸庶民の暮らし」入門

  ・日本経済入門2020~新型肺炎、米中対立を考える

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      あだち区民大学塾講座 開催案内(12月開催)
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 ★★★★ 食品ロスの実態 一人ひとりが出来ること
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「食品ロス」は、本来食べられるのに捨ててしまわれる食品で、約半分は
家庭から出ています。店舗や外食店では、食べられる分量を注文、家庭で
は作り過ぎや食べ残しを出さないなど、ちょっとした日常行動が食料資源
の有効利用や地球の温暖化抑止に繋がります。
東京都環境公社より環境面でのお話と子ども食堂を通して、削減行動を実
践されている方たちからもお話をいただきます。

講座開催案内チラシ:
http://gakugaku.main.jp/lect/tirasi/2012-food.loss.pdf

  講 師  小泉 裕靖 氏
         (公財)東京都環境公社
         東京都環境科学研究所 主任研究員
       梶原 禎顕 氏
         足立区環境部ごみ減量推進部資源化推進係長
       大山 光子 氏
         〝がきんちょ″地域食堂  代表
 
  開催日時:12月1日、15日  毎回火曜日 午後2時~4時
 
  講義内容
   第1回 食品ロスの実態と削減行動の取組み
         ~ 一人ひとりができること ~
 
   第2回 (1)食品ロスを減らしましょう
         ~ 足立区の減量対策 ~
      (2)子ども食堂での取り組み
         ~ 手つかず、作り過ぎず、食べ残さない ~

 会 場:足立区生涯学習センター(学びピア21内)5階 研修室1

 定 員:30名(抽選)

 資料代:500円(全2回分初日に会場でお支払い下さい)

 申込方法:往復ハガキに 住所、氏名(フリガナ)、電話番号、
     「食品ロス」と明記して申込下さい(連名可)

  宛 先:足立区生涯学習センター内「あだち区民大学塾事務局」
        〒120-0034足立区千住5-13-5

  問合せ先: 電話/FAX 03-5813-3759(平日午後1時~5時)

  申込締切:令和2年11月19日(土)必着


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         あだち区民大学塾講座 実施報告(9月講座)
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 ★★★★ 江戸時代が良く判る「江戸庶民の暮らし」入門
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9月12・19日(各土曜日)・24日(木曜日)午後2時~4時 研修室1 
応募者 57名、受講者 32名、延べ84名での講座で、講師にはあだち区民大
学塾・歴史入門等講座講師の大沢 正明氏を迎え開催されました。

第1回目は、貨幣・時間・暦のはなしと題して江戸時代の三貨制度(金、
銀、銅の三種類からなるお金の制度、貨幣の種類(計数貨幣、秤量貨幣)、
時間の定時法(季節によって1時間の長さ変わらない)と不定時法(変わ
るもの)時刻の知らせ方、鐘のあった場所、今に残る時の鐘(岩槻、川
越、赤坂、上野、浅草、小伝馬町、四谷)、暦の種類(太陽暦、太陰暦、
太陰太陽暦などについて解説された。

第2回目は、季節ごとの行楽と盛り場のはなしと題して 1月(初春路上図)
2月(隅田川堤看見)、3月(深川州崎汐干)、4月(初夏交加図)、
5月(両国納涼)、6月(千住大橋綱曳)、7月(湯島二十六夜侍の図)
8月(良夜墨水看月)、9月(染井看菊)、10月(雑司が谷法明寺会式詣)
11月(浅草田圃酉の市)、12月(商家煤掃)、盛り場として両国橋と
川開き、浅草、浅草寺について江戸名所図会により解説された。

第3回目は、長屋の暮らしと相撲見物・銭湯のはなしと題して裏長屋の風
景、庶民の暮らした長屋、江戸中期に整った感じ相撲の世界、勧進相撲発
祥の地 富岡八幡の横綱力士碑、回向院以前の開催地の一つ蔵前神社、庶
民の銭湯(湯屋)の絵図により解説された。庶民は長屋以外に住まいはほ
ぼなかった。幕府は大名に土地を貸し、大名は地主などに貸し、地主はそ
こに長屋を建てて庶民に貸すという構図であった。
                           (久間 實)
講座実施報告はこちら↓
http://gakugaku.main.jp/lect/lect01d-2009-edoshomin.nyuumon.html


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 ★★★★ 日本経済入門2020 新型肺炎、米中対立を考える
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9月13・20・27日(毎回日曜日午後2時~4時)研修室1において、コロナ対
策を行って開催された。応募者は38名、受講者31名、延べ83名であった。
講師は元農林水産省課長職で足立区在住の柴田 寛氏。

 第1回は「新型コロナウィルスの感染拡大の影響を考える」として、コロ
ナ感染症の発生から世界への感染拡大の状況を振り返った。その世界経済
への影響として、世界銀行やIMFは本年のGDPは5%の大幅な減少が予想され
、回復するのは2024年になるという。また、日本経済への影響としては、
①訪日外国人の減少は99.9%で、5兆円の需要蒸発が起きている。
②雇用は完全失業率が上昇し、有効求人倍率は低下している。
③企業倒産は顕著な増加は見られないが、今後の動向を注視する必要があ
る。
④家計への影響は教養・娯楽・交際費が減少し、品目では旅行関連の減少
率が高い。
一方、家具家事用品の増加が見られている。外食は減少し、内食が増加し
ている。

 第2回は「米中対立の背景と日本への影響を考える」。米中対立の原因は
中国の経済成長であり、鄧小平の改革開放(1978)と南巡講話(1992)・
WTO加盟(2001)が契機となっている。今後も①高等教育の普及 ②米国へ
の留学生の増加③先端技術の特許出願件数等から高度成長は継続するとみ
られる。
米国は中国に対し政治的にも経済的にも不満を持っており、特に米国の貿
易赤字の半分は中国であり、中国で必要な商品が米国では生産されていな
い状況である。日本の貿易相手国の1位と2位は米国と中国である。日本は
政治的には米国寄りで、経済的には中国寄りであるが、中国は習近平主席
の国賓訪問など政治的にも日本へ接近しつつある。

 第3回は「アベノミクスの8年間を振り返る」。バブル崩壊後の日本経済
は、GDPの長期低迷とデフレの時代に突入し、デフレからの脱却の為アベノ
ミクスが進められ、「三本の矢」といわれる
①大胆な金融政策 ②機動的な財政政策 ③民間投資の喚起が行われた。
その結果①為替相場は80円台から120円台へ円安に
②株価は1万円から2万3千円に上昇、③有効求人倍率は上昇し、完全失業率
は減少
④インバウンドは月間70万人が250万人に増加した。

一方で、①企業の内部留保が300兆円から460兆円に増加したが、賃金は伸
び悩み ②GDP・国際競争力・労働生産性は低下 ③人口減少が止まらない
④財政再建が進まないなどの問題点も指摘されている。
コロナ禍により財政再建はほとんど顧みられなくなった。

受講者のご意見:
・資料が充実していて講師の話がわかり易かった。
 ・中国の留学生や特許件数で成長が成程と思った。
 ・政治経済について表やグラフでの説明で大変勉強になりました。
 ・アベノミクスの8年間の分析が興味深かった。
 ・柴田先生の講義にとても満足しています。
 ・政治経済は複雑でとっつきにくかったのですが、少し勉強してみよう
と思いました。等ご満足いただけたものと思われる。  (糸井史郎)

講座実施報告はこちら↓
http://gakugaku.main.jp/lect/lect01d-2009_nihonkeizai.nyuumon.html


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      楽学の会(がくがくのかい)からのお知らせ
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◆「楽学の会」ホームページのご紹介

NPO法人「楽学の会」ではホームページを開設しています。
当会が企画・運営する「あだち区民大学塾」事業で開催される様々な講座
のお知らせや生涯学習センター、行政等が開催する学習事業等に「運営ボ
ランティア」として参加、参画の情報も掲載しています。是非ご覧くださ
い。

アドレスは http://gakugaku.main.jp/ または「楽学の会」で検索

◆「楽学の会」では会員を募集しています。

「楽学の会」は、平成8年5月に結成された全国でも数少ない学習ボランテ
ィアグループです。この活動は、生涯学習の推進を目指して、区民に学び
の機会を企画・提供し、生涯学習センターとの連携・協働による講座・講
演会を行い、「地域の学ぶ人々の支援と、自らの学び輝きを目指す」を理
念としたボランティア活動です。平成15年4月より、NPO法人として活動し
ています。

 ■講座・講演会を企画し、区民に提供する活動をしています。
  教育委員会及び生涯学習センターと共催です(あだち区民大学塾)。

 ■生涯学習センター・行政等が実施する学習事業等に、「運営ボランテ
  ィア」として参加・参画しています。
  皆さん、余暇を利用して参加しませんか。自らが輝きます。

  問合せ先:楽学の会事務局 江川武男

     E-Mail:takeo-wg@cj9.so-net.ne.jp

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     ●次号配信は、2020年12月初めの予定です
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発行者:NPO法人 あだち学習支援ボランティア 楽学の会
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