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│楽│学│の│会├┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬┤第│175│号│
└─┴─┴─┴┬┘│メ│ー│ル│マ│ガ│ジ│ン│└┬┴─-┴─┘
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    楽学の会ホームページ https://gakugaku2.main.jp/
   
新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
楽学の会メールマガジン1月号をお届けします。
あだち区民大学塾の2023年2月講座をご案内します。

◇◆受講申込は往復はがきに加え電子メールでの申込みも可能です◇◆
メールアドレス:info@gakugaku.main.jp

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┃も┃く┃じ┃
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◆◆あだち区民大学塾 2023年2月講座 開催案内

  ・「日本書紀」編纂1300年~真偽を読み解く~

  ・これだけは知っておきたい 相続手続と遺言書

●●あだち区民大学塾 開催報告(11、12月)

・生誕150年 樋口一葉の生涯・旧居跡・作品

  ・性翁寺住職に聞く「足立姫」伝説と地域社会

・元NHKアナから学ぶ 話し方の改善とミニトレ


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      あだち区民大学塾講座 開催案内(2023年2月開催)
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 ★★★★ 「日本書紀」編纂1300年~真偽を読み解く~
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奈良時代、天武天皇の命により712年「古事記」、720年「日本書紀」が編纂
されました。両書が編纂された背景や内容の差、神武天皇は実在したのか
卑弥呼た邪馬台国はどのように書かれているのか、聖徳太子は十七条憲法や
冠位の十二階を制定したのか、大化の改新の背景など、近年研究されている
諸説を読み解きます。

講座開催案内チラシ:
https://gakugaku2.main.jp/23.02.07.nihonnshoki.pdf

  講 師  榊原 金市氏
          NPO法人 シニア大楽講師
          歴史研究家
      
  開催日時:2月7日・14日・21日 毎回火曜日 午後2時~4時
 
  講義内容

    第1回 神話時代、初代神武天皇、日本武尊 など

    第2回 卑弥呼と邪馬台国、仏教伝来、新羅戦争 など

    第3回 聖徳太子、大化の改新、天武天皇 など


  会 場:足立区生涯学習センター(学びピア21内) 5階 研修室1
      (足立区千住5-13-5)
     
  定 員:50名(抽選)

  受講料:2,000円(全3回分初日に会場でお支払い下さい)

  申込方法:(1)往復ハガキで 下記申込先へ郵送下さい

       (2)メールで申込、下記メールアドレスへ申込み下さい
            info@gakugaku.main.jp 

(1)(2)とも 住所、氏名(フリガナ)、電話番号、
        「日本書紀」と明記して申込下さい(連名可)

  申込先:〒120-0034 足立区千住5-13-5
       足立区生涯学習センター内「あだち区民大学塾事務局」
        
  問合せ先: 電話/FAX 03-5813-3759(平日午後1時~4時)

  申込締切:令和5年1月24日(火)必着


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 ★★★★ これだけは知っておきたい 相続手続と遺言書
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 相続の問題に直面した時、基本的な知識を知っておくことは大変重要です。
又、相続手続における遺言書の役割を知ることもとても大切です。
相続と遺言書に関する基本的なポイントをわかりやすく解説いたします。


講座開催案内チラシ:
https://gakugaku2.main.jp/23.02.10.souzoku.pdf

  講 師  奈良井 達氏
          東京都行政書士会足立支部所属
          一般社団法人 暮らしの相談室理事 (足立区在住)
      
  開催日時:2月10日・17日 毎回金曜日 午後2時~4時
  
  講義内容

    第1回 相続手続の基礎知識

    第2回 遺言書の基礎知識

  
  会 場:足立区生涯学習センター(学びピア21内) 5階研修室4
      (足立区千住5-13-5)
     
  定 員:30名(抽選)

  受講料:1,500円(全2回分初日に会場でお支払い下さい)

  申込方法:(1)往復ハガキで 下記申込先へ郵送下さい

       (2)メールで申込、下記メールアドレスへ申込み下さい
            info@gakugaku.main.jp 

(1)(2)とも 住所、氏名(フリガナ)、電話番号、
        「相続手続と遺言書」と明記して申込下さい(連名可)

  申込先:〒120-0034 足立区千住5-13-5
       足立区生涯学習センター内「あだち区民大学塾事務局」
        
  問合せ先: 電話/FAX 03-5813-3759(平日午後1時~4時)

  申込締切:令和5年1月27日(金)必着


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      あだち区民大学塾講座 開催報告(11、12月講座)
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 ★★★★ 生誕150年 樋口一葉の生涯・旧居跡・作品
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11月4・11・18日(金)の3回にわたり開催された。応募者26名。受講者は26名、
第1回23名、第2回18名、第3回22名、累計63名であった。

 第1回は生涯学習センター研修室4で文京ふるさと歴史館友の会の渡辺征夫氏に
より、「樋口一葉 24歳7か月の生涯」として、明治5年の樋口一葉の誕生から明治
29年までの24歳7か月の生涯が紹介された。4~9歳の経済的にも家庭的にも恵まれた
桜木の宿の時代。その後、11歳で青海小学校卒業、明治19年に歌塾「萩の舎」弟子
入り、明治22年に父・則儀の病没、この間幾度となく住居を移りつつ、18~21歳には
本郷菊坂に居住し、明治24年に半井桃水に出会い、その後龍泉寺・本郷丸山福山町に
転居し、最後の奇跡の14か月に小説11作品を発表し、病に倒れた。

 第2回は渡辺先生と台東区観光ボランティアの堀越直子さんによる現地学習で、
文京ふるさと歴史館に集合し、菊坂一葉旧居跡・旧伊勢屋質店・法真寺桜木の宿跡・
丸山福山町の樋口一葉終焉の地などを見学した。伊勢屋質店は跡見学園が管理して
いるが、講座企画時は金土日の3日間公開となっていたが、現在は不定期になって
おり、金曜日開催にしたものの残念ながら入館できなかった。

 第3回は生涯学習センター第4研修室で、森鴎外記念会常任理事の倉本幸弘氏に
より、『「たけくらべ」を読む~森鴎外との関わりにふれながら』として、一葉の
文学・作品論が解説された。冒頭、森鴎外・幸田露伴・斎藤緑雨の「三人冗語」で
「この作者は、まことに獲易からざる才女なるかな」と絶賛している様子が紹介
された。次に歌物語といわれる伊勢物語の「筒井筒」に「たけ・くらべ」とあり、
教養の高い一葉はそれを踏まえたタイトルであることが説明された。

受講者の言葉。
(第1回)渡辺先生のお話はとても楽しくあっという間に時間がたってしまいました。
(第2回)菊坂へは一度行ってみたいと思いながら、機会が全くなく、今回の講座で
     出かけられてよかった。
     2回目の一葉ゆかりの場所を訪ねての勉強はとても良かったです。
     天候にも恵まれてタイムスリップの2時間でした。
     大学塾で初めての現地研修。専門の先生の案内で回ることができ、少し
     ハードでしたが充実した貴重な体験でした。史跡めぐりで改めて感動した。
(第3回)倉本先生のお話とても良かったです。ぜひまた先生のお話が伺いたいです。
     倉本先生の朗読は心地よく、当時の様子が目に浮かぶような気がしました。
     高校生の時、課題で読まされたときは面白いと思えなかったが、一度
     読んでみたいと思いました。
(1~3回)樋口一葉の短い人生を知り、生まれた時代が違えばもっと長生きできたの
     ではないかと気の毒に思う。一葉に興味がわいたので、台東区の記念館にも
     行ってみたいです。新聞社のカルチャー教育の料金は特に疑問なく払って
     いましたが、区の講座料金(大学塾)は(低料金で)本当にありがたいです。
     楽しかったです。自分なりの一葉像がより身近になりました。
     今後、この講座のあれこれを楽しく広げることが出来そうです。

最後に一葉忌は11月23日(水・勤労感謝の日)で現地学習で立ち寄った本郷の法真寺で
開催される。生誕150年・11月開催でタイミング良い開催であった。 (糸井史郎)

講講座実施報告(写真付)はこちら↓
http://gakugaku.main.jp/lect/lect01d-221104_higuchi.ichiyou.html

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 ★★★★ 性翁寺住職に聞く「足立姫」伝説と地域社会
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11月8・15・22日(火)の3回にわたり開催された。応募者は21名。参加者は21名。
出席は第1回20名、第2回19名、第3回16名で累計55名であった。

 第1回の会場は生涯学習センター研修室4で、講師は性翁寺・住職の野口竜栄氏。
性翁寺に伝わる足立姫と六阿弥陀伝説について説明された。
 
 第2回は会場を性翁寺に移して、住職の野口竜栄氏から関連資料および寺内の
諸設備や設置品について説明を受けた。性翁寺に保存されている足立姫と
六阿弥陀伝説の主な資料は木余如来(東京都指定文化財)・性翁寺縁起・縁起絵
・足立姫と宮城宰相の墓・足立姫と宮城宰相の位牌・行基像その他第1回に配布
された印刷物の元資料が提示された。
      
 第3回は足立区に残る足立姫・六阿弥陀関連施設8施設のうち5施設の現地学習を
行った。見学先は性翁寺・恵明寺(六阿弥陀第2番)・延命院阿弥陀堂跡(恵明寺
の阿弥陀仏は延命院阿弥陀堂に設置されていたが明治時代に延命院が恵明寺に
合併された)
・六阿弥陀伝説熊野木圦跡(熊野権現神木漂着地・熊野木橋や熊野木ポンプ場など
現在も地名として残る)
・宮城氷川神社(宮城宰相屋敷跡・足立姫鎮魂の浅間神社を合祀)の5か所で、
時間の制約から浅間淵跡(足立姫入水地)・鹿浜虫切り(行基宿泊地で行基が
伝授した全身の灸のツボが伝えられている)・本木熊野神社(地名は木の根元から
と伝わる・足立区唯一の熊野神社)には行けなかった。
最後に六阿弥陀には関係ないが「小台の七庚申」を見学した。

受講者の言葉:
●まえまえから気になっていた足立姫伝説について、現地でお話を聞けるとは、
 とてもうれしく思います。伝説のあいまいさも楽しく。江戸時代の人たちの息吹も
 勝手に感じられていい経験になりました。
●大学の頃から気になっていた。地域の歴史を知らないことには地域のことを語れ
 ない。素晴らしい出会いもできた。参加できたことに感謝いたします。
●ご住職のお話を聞くことができ、実際の場所も訪問できとても充実していた。
●住まいの青井から遠い地域のことが知れて楽しかった。
●地元のことが知れてうれしいです。引き続きこのような行事を続けてください。
●学びピア以外での現地学習はとても興味深い内容でした。2回目の性翁寺の住職
 からのお話がとても面白かった。3回目は周辺の名所めぐりも楽しかった。
                           (糸井史郎)
講講座実施報告(写真付)はこちら↓
http://gakugaku.main.jp/lect/lect01d-221108_adatihime.html

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 ★★★★ 元NHKアナから学ぶ話し方の改善とミニトレ
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12月1・8・15日(木)の3回にわたり、生涯学習センターの第1研修室において開催
された。講師は元NHKエグゼクティブアナウンサーでNHK放送研修センター専門委員の
岡部晃彦氏。コロナの影響で4年ぶりの講座であった。申込みは26名、受講者は24名、
出席者は第1回22名・第2回22名・第3回21名・合計65名であった。

 第1回は「もっと分かりやすい話し方をしたい~声の訓練・分かりやすい抑揚・
整理して話す~」として、通信の発達により世の中は大変便利になったが、人と人と
の会話は減少して話し方も乱れてきている。講師のアナウンサー研修やインストラク
ターの経験から、ミニトレーニングを交えながら講義が進んだ。
声を届けるには「息」が重要で、「伝えようとする気」が必要である。
声には「強さ」「高さ」「持続」「音色」の4要素がある。さらに、発音をはっきり、
早口にならない、抑揚と間で意味を伝わりやすくする、言葉は易しく・的確な言葉を
使う・文は短く・整理して話す・言いたいことに絞るなど、講師が見本を示しながら、
受講者にミニトレーニングを行った。

 第2回は「心優しい会話が出来るようになりたい~優しい音声・優しい話法・言葉
の地雷・話を聞くこと~」として、「話し言葉」のコミュニケーションは「知的な
もの」と「情的なもの」がり、第1回は「知的なもの」に絞ったので、第2回は「情的
なもの」について講義された。「情的なものは」は情や心がこもっていることが
大切で、心のこもった音声とは、優しく丁寧な音声が良いとされており、会話の受け
方や発する言葉やメッセージや聞き方も優しく対応することが重要である。

 第3回は「日本語を正しく使いたい~放送用語の精神・間違った意味や読み方・敬語
の注意点~」として、日常よく使われる言葉の注意点を振り返った。アカウントなどの
新しいカタカナ語・BMIなどのアルファベット語・物を数える際の助数詞・衣紋かけや
ナウいなどの使われなくなった言葉・「出れる」「出られる」などのラ抜き言葉や
「行けれる」「行ける」などのレたす言葉などの変化してきた文法・最近間違いの多い
敬語文法の変化・「やおら」や「鳥肌が立つ」など「文化庁の国語に関する世論調査」
から本来の意味と変化している言葉・「ギター」「ギター」などのイントネーション
やアクセントなどが変化してきた音声の問題が示された。

「最後に守りたい日本語と文化」としてマスコミの言葉の精神や言い方の精神を考える
として、次の5項目が示された。
(1)多くの一般人の分かりやすい言葉を基本とする。
(2)正しい文法や適切な言葉、本来の慣用を重視し正しい日本語を普及する。
(3)人に優しい言葉・言い方を基本とする。
(4)品性と美しさと豊かな表現の言葉。
(5)日本語を守りながらも、新しい文化・言葉も普及する。
おしまいにお互いにリスペクトし合い、思いやりを伝える言葉で話し合える社会環境
であってほしい。と結ばれた。
           
受講者の言葉
●具体的なトレーニングが多くて、とても楽しく分かりやすかったです。
「ことばは経験、生きた積み重ね」というお話が、大変心に残りました。
●一部参加的型なところもあり、緊張しながらも楽しく受講することが出来ました。
 学びのある講座でした。また話し方の講座があったら参加したいと思います。
●話すとは日常であり意識することはなかったが、自分の言葉を相手に届ける意識を
することでコミュニケーションが深まることがよく分かりました。
 講師の岡部先生、受講者の皆様ありがとうございました。
                         (糸井史郎)
講講座実施報告(写真付き)はこちら↓
http://gakugaku.main.jp/lect/lect01d-221201_moto.NHKana.html

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      楽学の会(がくがくのかい)からのお知らせ
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◆「楽学の会」ホームページのご紹介

NPO法人「楽学の会」ではホームページを開設しています。
当会が企画・運営する「あだち区民大学塾」事業で開催される様々な講座
のお知らせや生涯学習センター、行政等が開催する学習事業等に「運営ボ
ランティア」として参加、参画の情報も掲載しています。
是非ご覧ください。

アドレスは https://gakugaku2.main.jp/ または「楽学の会」で検索

◆「楽学の会」では会員を募集しています。

「楽学の会」は、平成8年5月に結成された全国でも数少ない学習ボランテ
ィアグループです。この活動は、生涯学習の推進を目指して、区民に学び
の機会を企画・提供し、生涯学習センターとの連携・協働による講座・講
演会を行い、「地域の学ぶ人々の支援と、自らの学び輝きを目指す」を理
念としたボランティア活動です。平成15年4月より、NPO法人として活動し
ています。

 ■講座・講演会を企画し、区民に提供する活動をしています。
  教育委員会及び生涯学習センターと共催です(あだち区民大学塾)。

 ■生涯学習センター・行政等が実施する学習事業等に、「運営ボランテ
  ィア」として参加・参画しています。
  皆さん、余暇を利用して参加しませんか。自らが輝きます。

  問合せ先:楽学の会事務局 福田 哲郎
          E-Mail:tefukuda2002@ybb.ne.jp

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     ●次号配信は、2023年2月初めの予定です
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発行者:NPO法人 あだち学習支援ボランティア 楽学の会
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